会社に行くのがだるい、すごく疲れる、なんか身体が冷える、理由もなく落ち込む、まだアラサーなのにたくさん白髪が生える、眠れなくなる、といった症状が出た。
うつ病だと思った。
効果は感じられなかった。
うつ病の薬をやめて、双極性障害に効く薬を出してもらった。効果は感じられなかった。
薬の副作用で10kg太った。
双極性障害の薬をやめて、統合失調症に効く薬を出してもらった。統合失調症でもうつ状態になることがあるらしい。
勤めていた会社を辞めた。パニック障害に効く薬も出してもらった。
外出することすら難しくなったので、しばらく病院に行けなくなった。薬も尽きた。
薬を飲むのを辞めたらパニック障害だと思いこんでいたけいれん発作が治った。吐き気も止まった。体重も昔の状態に戻った。
もしかして、この体調不良は精神科で診るものじゃないのか?と思い始めた。
婦人科でピルを飲み始めた。生理が関係して体調が悪くなっているかもしれないと考えた。
生理がいつ来るか大体わかるようになったし、生理痛から開放されたのは良かったけど、まだ体調は悪いままだった。
なんとなくその後婦人科のホームページを見ていたら、更年期障害の治療の項目があった。
具体的にはプラセンタ注射や漢方で更年期障害の症状を抑えるみたいな感じ。
特に効かない人も多いらしいし、まだアラサーだけど、一応試すかと思って治療を始めた。
効いた。
若年性更年期障害の診断名がついた。