世の同年代が立場と責任を与えられて働く中、私は新入社員としておぼつかない働きをしている。
そんな人間にも関わらず、自分のダサい格好や、たかだか電話対応すら碌にできないことや、8つも年下の上司の仕事を増やしてるかもしれないこととか、一丁前に気にしている。
同い年の社員の財布と鞄が年齢相応のブランド物だと気づいて自分を恥じてみたり、洋服の話になって「こんなダサい人間が服の好み語ったら馬鹿にされそう」と心配になったりした。
その度に、彼ら彼女らが影で私を小馬鹿にしてる様子を想像してしまった。
ほんの少しボンヤリしただけで、劣等感に飲み込まれ、何も悪くない人達のことを嫌いになりそうで恐ろしい。
この前まで無職だったんだから同年代と同じようにやれなくて当たり前だ。
長いこと引きこもってたんだからファッションなんか分からなくて当たり前だ。
そもそも金が無い。
私はそういう人間だし、周囲もそう見てる。
これでいいのだ。これが自分だ。
心のどこかで「普通の人」に混ざりたい気持ちがあって、そうではない自分を嫌ってみたり、そう見てくれない周囲に嫌気がさしたりしてしまいそうになる。
そうならないように、定期的に自分のキャラというか客観的な姿を正確に把握して受け入れる作業が必要だと思った。
これはそんな増田。
「普通の人」の範囲を狭く設定しすぎよ。新卒から長年真面目に勤めてようが、ダサい奴もろくに電話対応できないやつも毎日怒られてる奴もいるわ。 お前は十分普通の範囲内よ。
やさしい
逆に社会復帰してそういう立場で働く方がハードモードなんだから、増田はよくやってるよ。気にしなくていい。