よく少子化対策として「女性が安心して子供を産める社会」が語られますが、私はそのためには独身女性への支援をする事が不可欠だと思う。
何故なら子供は(早死にしない限り)いずれ必ず大人になるからです。大人の権利を保障せずして出産や子育てに安心はありません。
まず、生まれる子供は(実際には多少の誤差はあるものの)約50%の確率で女の子です。子供を一人産むという事は、相当約50%の確率で女の子を産むという事です。
これは35歳で子供を産んだ場合にダウン症児が産まれる確率などとは比べ物にならない程高いです。
そして子供を二人産んだ場合、生まれる子供の組み合わせは「男 男」「男 女」「女 男」「女 女」の四通りであり、75%の確率で我が子に女の子が含まれます。
この確率は子供の数が三人、四人、五人…と増えていくに従って上がっていきます。
そしてそうして生まれた女の子は、(子供のうちに死んだり、成人と同時に結婚したりしない限りは)やがて独身の成人女性になります。その子はいつか結婚する可能性もありますが生涯独身の可能性もあります。
さてどうでしょう、娘を持つあなたにとって。娘が独身の成人女性として「子育て支援」の皺寄せを押し付けられて疲弊させられ、結婚したくとも出来ない状況に追いやられるのは。
「子育て支援」のみが女性支援として語られ、独身女性の貧困は全て自己責任として片付けられるのは。勿論学生時代のうちに彼氏を見付けてさっさと結婚という手もありますが、全ての娘さんが必ずそうなれる訳ではないです。
安心だから一人でいっかってなりそう
たぶんいま生まれる子供は50%の確率で性犯罪者扱いされて疎まれ その偏見を気にしない一部は好き勝手に生きるけど残りは孤独に自殺していくような社会になってると思うんですけど