2022-08-26

インターネット時代司書がこの先生き残るには?

自治体図書館において、司書賃金が低いのは、単純に、司書重要性が自治体の人々に認知されていないからだと思う。

(たぶん、貸し出し手続きをしたり、図書を棚に戻したりする人にしか思われてないと思う。)

から司書重要性を人々にアピールする必要があると思うけど、インターネット時代における優位性って何なんだろう。

いや、司書という職があるんだから情報を扱う職種としての優位性はきっとどこかにあるんだろう。

そうじゃなくて、「市民サービス」としての優位性だ。

図書館無料貸本屋としてしか使わない多くの市民に、司書が居ることでこんなメリットがあります(だから賃金を上げてください)と言える優位性はどこにあるんだろう。

それが言えなければ、他の職種と同様、専門家としての給与を得るのは、少なくとも自治体図書館の中では難しいと思う。

そう、高い給与を得るには、自治体図書館就職するという選択肢そもそも間違っているとも言える。

そして、低賃金自治体図書館以外に仕事がそんなに無いのであれば、司書はやはり供給過剰なんだと思う。

素晴らしい専門知識があり、なりたい人が多い職種と言えど、インターネット時代でもあり、

社会が求めていないのであれば、そろそろ、供給側に制約が必要な時期なんだと思う。

というか、図書館自体市町村ごとに設置する必要があるなんだろうか。

市民にとって、図書館は、もはや情報サービス提供場所ではなく、(司書の要らない)無料貸本屋だとしか思われていないから、民間図書館化が進んでいるんだと思う。

から司書賃金の安さに憤慨する前に、市民に、図書館民間委託の方が良いと思われている理由を考えるべきだと思う。

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