生稲晃子と今井絵理子を音楽業界団体が支持を表明して、一方で彼女たちが自民党ということでリベラル志向のアーティストや音楽ライターが反発している。
さらには彼女たちの政治的主張のなさというか、どうみても政治音痴でまわりに担ぎ上げられている頭からっぽみたいな言動が批判されている。
だが、この党派性による対立は非常にもったいないと感じる。瀕死の音楽業界はそんなことやっている場合じゃないはずだ。
生稲今井に期待すべきは、音楽業界への露骨な利益供与だ。違法にならない範囲で業界が潤うようにロビー活動の窓口となってもらうのが一番良い。
そしてそれには与党議員の方が影響力を発揮できるし、余計な政治信条や野望は持っていない方がいい。
芸能界で一線のプロとしてやってきたのだから、政治の知識はなくとも音楽業界の知識は十分あるはずで、そのワンイシューで進んでもらえれば、音楽業界も党派性を越えて一体になれるはずだった。復活の最後のチャンスだった。だが、そうはならなかった。
生稲晃子と今井絵理子、二人合わせてもその辺の小学生の方が教養ありそうで、こんなやつらを税金で食わせるために納税しているのかと思うと、働いたら負けって実感する