2022-06-23

今でも誰かの

上辺ばかり気にしてる

その姿を指差し

笑って気付けば

鏡の中の自分だった

背中丸め歩いてる

少し老けたおばさんなのに

全員注目してるらしい

脅された

今の職場

権力を振りかざす大人

何が正しいの?誰を救ったの?

知らぬうちにまた一つ

鬱憤を溜める

どこが駄目なのかな

すぐ否定されるね

私の年収

覚えていますか?

そしたらもう

風に溶けて消えるだろう

今更何に変わろうが

履歴書に刻まれ文字

自分レッテル

あの日見た夢の続き

ノートを黒く塗りつぶして

暴かれたらきっと終わり

永遠にもう会えない

何もかも

自分がしでかしたこと

どこへ行きたいのか

からないまま

逃げ出せば良かった

私はもう私じゃ居られないか

張り付けた笑顔で笑ってたんだ

怒号の飛び交う職場

全てのミスを拾いながら

悲嘆にくれる日々

せめてあと一週間

あのときの黒い靴下

あのときリュック

親切さで

今はもう苦しくて

当て付けにされてるだけだけど

支えると言ってた人が

今更裏切り始めたんだ

靴を舐めるなら許すと

そう言って歪な笑みで

生きていくんだ

それだけだ

暑さにやられそうな都心

オアシスは干上がった

ここには何もない

今は地球上どこにも

場所なぞなく、輪に入れず

卑しい身分のまま

手を擦り合わせてる

音楽も聞こえない

忙殺されて、ひしゃげた

堅苦しい夢の途中

終わることもなければ

始まることもない

ただ胎のような、青空を蹴った

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