高校に若い女性教師がいた。当時25歳で、自分は高2。この先生が背の高い美人で明るい人で、陰キャ喪女な自分にもかわいいあだ名をつけてくれて、よく話しかけてくれていた。
修学旅行のホテルでの話だ。当時自分は顎ニキビに悩んでおり、市販の白い軟膏を風呂上がりに塗っていた。夜の見回りにその先生が部屋にやってきて、自分の顔を見ると「ハミガキ粉付いてるよ〜」といった。ニキビ薬であると言うのが恥ずかしくて黙っていたら(ハミガキ粉のほうが恥ずかしいのだが、なぜか当時はニキビ薬であるほうが恥ずかしかった)、先生は少女漫画の王子様キャラかよみたいな手付きで自分の顎をそっと持ち上げ、指で薬を拭ったのである。群発ニキビだったので10箇所くらい塗っていた。今考えると、他人のだ液の混じった歯磨き粉(だと思っているもの)を素手で拭うとかマジかよという感じだけど、友達みたいな親しみのある先生になりたかったのかも
当時の自分は顎ニキビが恥ずかしくてそれどころではなかったけど、あれはまあ、百合だったな、と百合厨になった今思う。
ちなみに先生はこのとき普通に彼氏がいたし、このあと普通に結婚しているので、先生がレズビアンのペドでどんくさい未成年女子を獲物として接触するのを狙っていたとかではない。