F1に参戦するチームは規定のもと独自に開発したマシンでレースを行う。
F1はどれだけ優秀なドライバーと高いレース運営能力があったとしても遅いマシンでは勝利することはできない。
優秀なスタッフが高い予算と時間をかければ良いマシンが完成する。
そうするとチーム規模がダイレクトにレース結果としてあらわれることとなる。
勝てるチームは永遠に勝つし、勝てないチームは絶対に勝つことがない。
そのような循環に人為的に手を加えるべく、現在のF1では予算制限が導入された。
潤沢に資金を用意できるチームでも1年間に使える予算が制限されているのだ。
さらにチャンピオンシップの順位に連動して、マシンを開発する時間にも制限が加えられるようになった。
F1マシンの開発において重要なウェイトを占めるのはマシンの空力特性に関する開発である。
マシンの空力分野の開発で重要な部門は風洞実験とCFD(コンピュータ流体解析)である。
風洞実験は1/2スケールのマシン模型を巨大な風洞設備のなかに設置して実際の空気の流れを調べるものだ。
CFDはそれをコンピュータの中でシミュレートするものである。
F1は実際のマシンで無制限にテストをすることができないため、この分野に多額の投資が行われてきたがその結果としてチーム格差が開く一方であった。
その部分にメスをいれるべく、チームの順位に応じて風洞実験とCFDの稼働時間に制限が設けられるようになった。
ここでようやくタイトルの話になる。
f1ファンです。 別に間違ったこと言ってはないと思うけど、なんか何を伝えたいのかわからなかった…
モータースポーツファンでない人への導線としての文章です。