漫然とした毎日だった。
プライベートなことがひと段落し、転職もして、新生活(皮肉)でダラダラしてたのがまずかった。
心の余裕に悪魔が入り込んで、囁くんだよ。
「何のために生まれたの?で?何をして生きてんの?お?」
不快で、目の前の小さな快楽を得るためにYouTubeをぐるぐるする毎日だった。
さすがキティさん、社会的に意義のある活動を矜持を持ってなされていることがとてもよく分かる内容だった。敬意を覚えた。
その動画の中でも一番印象に残ってるのが、
"男性がキティちゃんを好きになるのは変ですか?"みたいな質問に対しての神返答。
「誰のどんな好きも、否定されない、否定しない、そういう世界になったらいいなって思うから、がんばる」
サビでしょこれ。
キティさんは、がんばる。
なぜなら、キティさんは、そういう世界になったらいいなって思うから。
そういう世界とは。
何を?
誰の、どんな"好き"も。
キティちゃんをかわいいって思うおじさんだっていい。ロシアに詳しい丸の内OLだっていい。
キティさんは、がんばる。
なぜなら、キティさんは、そういう世界になったらいいなって思うから。
「誰のどんな好きも、否定されない、否定しない、そういう世界になったらいいなって思うから、がんばる」
Hello Kitty, 2021
この言葉に救われた気がした。俺が今まで言われ続けた自分の"好き"を否定した言葉を減らしていくために、キティさんががんばると言ってくれた気がした。
気がしただけで、嬉しかった。
ぶつかることはあっても傷つけることはないようにしてる。
「誰のどんな好きも否定されない否定しないそういう世界になったらいいなって思うからがんばってる」
キティさんのこと、かっこいいと思ってる。
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"好き"とは。キティさんとは定義が異なるかもしれないので、仮に『対象を知覚した時に反射的に起こる、時に持続性のある快感情のこと』と定義しておく。
うっせーバカ!
冒頭がどっちかといえばアンパンマンだな
この間サンリオで買い物したときに俺だけ投票チップ渡されなかったの忘れねーからな 男でも投票したかった