ブコメ読んでて、住宅ローンの団信のことってあんまり知られてないのかなって思ったんで簡単だけど書いてみるね。(まあ家買わないと団信のことなんて調べないか)
住宅ローンを借りるときは、基本的に「団信(団体信用生命保険)」っていう保険を一緒に契約する必要がある。(契約しなくてもいい場合もあるが例外的)
これはわかりやすく言うと、ローンを借りた人が死んだりしたときにローン残債がゼロになるという保険。
団信があるおかげで、ローンを借りた人が死んでしまったとしても残された家族は家を失わずにすむわけね。
で、わかりやすく「死んだりしたとき」って書いたけど、どういう事態が起こったときにローンがチャラになるかは団信によって異なるわけ。
一番シンプルなやつだと「死亡もしくは所定の高度障害」っていう「事実上死んだ場合」だけだけど、そのほかにも「特定の病気で一定期間入院したらチャラ」とか、「ガンと診断されたらチャラ」とかいろいろある。今回のケースだと多分「ガンの診断確定で100%保障」ってやつなんじゃないかな。団信の種類としては割とベタなやつだと思う。
住宅ローンは競争が激しいし低金利で金利競争も限界があるから、団信の保障内容でもいろいろと競争があるよ。
このへんは銀行によって扱っている種類が違うし、同じ銀行でも種類を選べたりするから(保障を厚くすると金利が上乗せされたりする)、ローンを借りるときは色々調べてみてね。
条件のいい団信は健康状態の審査も厳しいので家買うやつは健康に気をつける必要がある 高血圧や肝臓で引っかかるやつは厳しい
ひとつ追記。 保険って年齢によって保険料が違うのが普通なんだけど、団信は20歳でローンを借りても45歳でローンを借りても保険料一緒なんだよね。 だから年を取ってれば取ってるほ...