この際言わせてもらうけど、正直オッサンに抱かれるくらい大したことじゃない。
ていうかね、今、声優だとか、役者だとか、余ってるんですよ。どうしようもなく余ってる。
で、もう正直言って、能力じゃ差がつかないんですよ。役者に絶対的な能力差なんて、最早ないんですよ。
ネームにバリューがあるのは当たり前、良い演技なんて出来て当たり前、スタッフに好かれてて当たり前、コネがあるなんて当たり前、そういう世界なんです。
”ハマり役”に、何十人も何百人も応募してくるような、ドングリの背比べどころじゃない実情があるんですよ。
メディアの数が多少増えてるんでマシになってきてるんですが、それでも椅子取りゲームで、しかもみんな椅子を取る能力はほぼ同じ、そういう世界なんですよ。
じゃあどこで差をつけていくかっていうと、もう、雇用側と信頼関係築くくらいしかないんですよ。
その、信頼関係というか、人情的契約を結ぶ手段の一つとして、枕ってカードがあるだけの話なんですよ。
オーディション会場でパンツ下ろして壁に手ついてケツ向けろ!って言われたら余裕で向けるよ。
逆にその程度のこともできないで何が役者じゃい。
他人の”気合”だとか、”覚悟”の否定だよね、枕の否定って。ていうか、シンプルな話、「枕がダメだと営業カードが一枚減る」んです。
いや本当に、皆さんが思ってる以上に役者なんて、誰でもいいんですよ。そんな中で頑張ってるんです。
仕事が取れなくても一定の収入が保証されるとしたら、それでも枕営業してまで仕事取りたいと思うの?
どんぐりの背比べだったら、なおさらセックスしたぐらいじゃ出世できないよ。 自分のセックスに価値があると思いすぎやろ〜。