演じる人もたぶん、現代の、いま生きている人を楽しませるつもりでやっていない、と思う。
歌舞伎を見に行ったことがあるけど、何が面白いのか全く意味がわからなかった。
そういう人への配慮のためか、ストーリーを現代語で説明した資料が事前にもらえる。完全にネタバレである。
ネタバレしているからといって、舞台で使われている古文的言い回し?が聞き取れるようになるわけではないから、公演中は現代語のネタバレ資料を見ながら、舞台で意味不明なことを節をつけて話すおじいさんの話を聞いて、あ〜今はこの辺の話をしてるのかもしれないな〜とか推測するする以外にやることがない。
ただそれも15分ぐらいで飽きるので、江戸時代とかにこの演目をリアルタイムで見ていた人は普通に楽しんで見てたんだろうな~とか、関係ないことを考えだすことになる。それから演者の方の気持ち?を勝手に想像しだしたりする。観客側の気持ちが江戸時代とかと今で違うように、演者側も当時と今で、演じている目的や気持ちは全然違うのだろうとか。
そんなことを考えていると、いつの間にか公演が終わる。それが俺にとっての歌舞伎だったし、他の伝統芸能もだいたい同じだろうと思った。
あれらは見たり聞いたりして楽しむためのものではなく、文化財であり、現代まで残っているその貴重さを有難がり、そこから当時の暮らしに思いを馳せるための資料だ。楽しもうと思って見に行くと、間違いなくがっかりする。
でも超歌舞伎とかワンピース歌舞伎とかで現代の人に伝えようと頑張ってる人達もおるやん まあどっちも見てないけど
確かにいろいろやってるな。 あれも見たけど、好みの問題でもあるとは断りつつも、もしあれを見るなら無形文化財の保護活動の事例として見たほうが、がっかりが少ない。
そりゃ楽しくはないよ 寺見に行く感覚に近い
歌舞伎に限ってだけど、灰皿テキーラの人が大きな顔してる時点であの業界はどうかしてるよ