清潔感といったら服装とか臭い対策とか色々あるわけだが、それらを整えるにはまず金が必要だ
服買うにしても、臭い対策するにしても、髪切ったり肌の状態整えたりするにも金がそれなりにかかる
自分で髪を切る、安い服でもおかしく無い様な組み合わせ方を模索する、あとは手作りの化粧水とか作る人もいるわな
ただ金と手間だけでは大体上手く行かない
当たり前だが親しくない人は服装などについて遠慮の無い評価を聞かせてくれたりはしない
(変な髪型だなー)とか(だっせぇ服だなぁ)と思っていても、口に出したりはしない
そんな事を口に出す事にリスクはあってもメリットなんて全くない
だから「そがん格好で街に行くと!? せめてアイロンくらいかけんね!」って言ってくれる家族だったり、
「お前なにその髪型? 鳥の巣? スチールウール? まだ坊主の方がマシだろ。さっさ床屋いけよw」って言ってくれる友人だったりが必要なんだ
例えば六畳一間のアパートで一人暮らし、家族とは疎遠になってるか、既に死別、友人は一人も居ない、それどころか普段会話する相手すら居ない、みたいな人が清潔感を身につけるのって相当難しいと思うんよ
服のほつれとか染みとか着ている自分は気づきにくいし、自分の体臭さえもなかなか自覚できないものだ
他人の評価ばかりを気にしすぎるのは良くないが、かといって他人の評価という指標が一切無いのに清潔感を維持するってのはまず無理だ
ある人に対する他人の評価はその人が人間らしく振る舞う為の型なんだ
だから他人の評価っていう型をもってない人に「型にはまった服装や立ち振舞いをしてればいいんだよ。そうすれば清潔感なんてすぐ身につくよ」って言っちゃうのって凄く残酷な事だと思うんだよな
着る前に服全体を見ろよ