おかしな行動をすることも多かったという。冒頭の同級生が呆れた様子で語りだす。
「本当に突拍子のないことばかり言うやつだった。常々、“俺は爆弾を簡単に作ることができるから、その気になれば簡単に人を殺せる”“殺すときは残虐なやり方じゃないと気がすまない”などとサイコパスのようなことをペラペラ喋っていた」
「普段はそんなに怒るタイプではないのですが、何かの拍子にスイッチが入ると手がつけられないんですよ。
一度、理由も思いだせないほど些細なことで休み時間に突然キレだしたことがあって、クラスの女子生徒に向かってカッターナイフをブンブン振り回して、大騒ぎになりました。なんとか、ほかの同級生が取り押さえましたが……」(以下、同級生)
「得体のしれない錠剤を大量に持ち歩いていて、学校で飲んでいましたね。何の薬なのかはわからないのですが、やたらと周囲にも“飲めよ”と勧めてきて、ちょっと怖かったです」
「実は彼、昔から年下の女の子が大好きなんですよ。中学生当時、彼には小学生低学年の妹がいました。その妹の同級生の子に好意を抱いて、何度もストーカーまがいのことをしていました」
「スカートをめくったり、靴を奪ってどこかに隠したり。後ろをずっと付け回すような幼稚なことをよくやっていましたね。“やめなよ”と言っても全然やめようとしない。相手の女の子は、自分がどんな酷い目に遭っているかもよく理解できないような、そんな年齢でした」