■転売の問題は転売の問題なんかじゃない

転売叩きが、転売するのを許さない、と口で言うのは簡単だ。

じゃあ転売叩きが転売屋に転売よりずっと割のいい仕事を紹介してくれるっての？

大人たちは、なんだかんだと理由をつけて仕事と地位を独占するだけじゃないか。

今の時代の若者には学歴、経験、免許、資格が際限なく求められる。

そうした条件はクリアーできて当然で見返りなんかなんもない。

条件をクリアーしても面接官の胸先三寸で除け者にされる。

大人たちは失われた平成のこの30年間で、どれほどの若者を除け者にしてきた？

社会に参画することを許さなかったのは、大人たちのほうじゃないか。

その点転売はすごいよな？転売は自由だ。

転売するのに、誰の許しも得る必要はない。

その自由な転売ですら、つまらない感情論で犯罪者呼ばわり。

あまつさえ本当の犯罪として裁こうとすらしている。

結局、なにをするのにもケチをつけて、許さない、の一辺倒じゃないか。

どうしてもっと大局的なものの見方ができない？

大人たちはみな自分の居場所を守るのに精一杯。

そんな大人たちのせいで居場所を得られない若者は転売で小銭を稼ぐくらいしかやることがない。

それが令和の日本の実情であると、気づけ。

大人たちは夢も、希望も、なにも提示できていない。

わかるか？転売以上に魅力的なことが令和の日本にはないってことなんだ。

そのことを恥じ入るべきじゃないのか？

Permalink | 記事への反応(1) | 19:06

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