欅坂の頃から平手さんがうっすら嫌い。正確には平手さんのパフォーマンスを見るのが嫌い。人格面とか知らん。坂系のファンでもないし。
欅坂のセンターだった頃の平手さんの、テレビで見せるパフォーマンスのあのいっぱいいっぱい追い詰められながら頑張っています感が、私が今まで同じコミュニティに属しながら遠巻きに避けてきたメンヘラたちの自己表現にダブって見ていてキツかった。
メンヘラが病んでいる様を見ると幸福であることを責められているような気分になる。彼女らの苦しみへの無限の寄り添いを要求されることへの苛立ちを覚える。人を恨み社会を恨みめそめそして当たり散らす彼女らをみていると、健康な人間のことはどれだけ罵って被害者面をしても許されると思っているのかと怒りを覚えてしまうので、そういう人とはなるべく距離を取るよう心がけるようになった。
そういうメンヘラ性、病んでいない者への攻撃性を平手さんの(というか平手さんをセンターに置く前提で構築された欅坂の)パフォーマンスと、それを称揚する周囲からは感じてしまうのだ。現実で私が逃げまわっているメンヘラが急にテレビの向こうから殴りかかってくる不快感があった。
けれど彼女がソロデビューをするときき、もしかしたら以前までの雰囲気は秋元プロデュースによる演出で、ソロではまた違っていているのかもしれない、これを機に平手さんを克服したい、というか克服しないと好きな映画の続編も見れん、という期待を持って歌番組を見た。
まあそうだよね、確立された平手ブランドを崩すわけないよな。ソロデビューっていっても秋元プロデュースからの独立ってわけじゃないし。
欅って白痴系の顔多いよね