なんか可哀想な人を旗印にその可哀想な人に酷いことした奴に可哀想な人が好きだった人達が復讐を仕掛ける、そういうカチカチ山だかさるかに合戦じみた物語って求められてはいるんだと思う。
忠臣蔵とか、武士とかのことを滅茶苦茶身分の高い人だと思うから、ウチら庶民とは関係ないじゃんねってなるけど
庶民が庶民の矜持で頑張ったけど惨たらしく殺されてしまった、その時点で庶民達には近しく恐ろしい出来事なのだ。
だから、光本テキーラ事件は令和の忠臣蔵、赤穂事件といっても相違ないのではないか。
忠ではなく推しみたいな感情だったのだろうし、臣ではなく賎業だし、蔵ではなくインターネットの網を使った捜索網だけど
そして光本事件がスッキリしないオチなのも、赤穂事件もスッキリしないオチなところと似ている。
やはり、令和の忠臣蔵はあそこにあった。
そして流行らない方がいい。
テキーラ事件なんか裏家業側が比較的冷静に対応してたから理詰めで謝罪まで持って行けたけど、赤穂事件なんか切りかかった理由もわかんねえのに訳のわからん忠義の集団にぶっ殺されちゃうし