2020-09-13

ぼっち満喫しているはずなのに

30代半ば。友達もおらず、休日は誰とも話さず一人で過ごす。

恋人結婚相手もいない。ぼっちである

ふいに昔のことを思い出してしまう。

胸がキュッとなるから思い出したくないのに。

小学校中学校高校と、それなりに友達もいて、楽しく過ごしていた。

休みの日によく遊びに行ったり、部活に励んだり、今考えると信じられないぐらい人と接していた。

よく恋もしていた。告白しないまま終わる恋ばかりだった。

勉強も真面目に頑張っていた。周りに褒められるために頑張っていた。

歯車が狂い始めたのは大学の頃。

一人暮らしで気が緩んだのか。勉強も頑張らなくなり、だらけた生活を送るようになった。

友達もできなかった。

高校までは自然友達ができていたから、大学に入ってもその内できるんだろうなと思っていたら、そういうわけにもいかず。

周りは周り同士で友達になっていくが、自分は溶け込めていけない。

どうしようもなくなって、同じ高校から入学したツレとばかり一緒に行動していた。

だんだんそのツレとも会わなくなり、自分はどんどん一人で過ごすようになった。

バイトを始めたが、バイト以外で遊びに行くほどの仲にはならなくて。

大学4年で研究室に入ったが、とりあえず最低限の研究だけしてなんとか卒業できた。

大学卒業式の日。

周りは友達同士でワイワイやっていたが、自分は親と出席していた。

親に友達がいないことを知られるのが嫌で、卒業式当日は、親に対してずっと不機嫌だった記憶がある。

卒業できるまで通わせてもらったのに。親不孝者だ。

それから社会人になって、10数年。

今ではぼっち満喫している。

今更友達はできない。恋人もできないままだろう。

それで良いと思っているはずなのに、何かがきっかけで昔のことを思い出してしまう。

心の奥底で、まだ憧れを抱いているのだろうか。

なんとなく抱き続けているモヤモヤを吐き出したくて、こんな日記を書いてみた。

書いたところで、モヤモヤは晴れないのだけれど。

  • おっちゃんが友達になったるから、元気だしぃや

  • 結婚相談所行きなよ。大卒でちゃんと働いて、友達いない人なら結婚したい。友達多い人苦手。

  • をぢさんと仲良くしようよニチャァ とりあえず9時に上野のタキオカで待ってるから👴

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