2020-09-12

消費税資産

消費税10%にもなってしまたこととの背景には、地方資産収入の減収という要因もあるんだろうな。

地方地価は下がりっぱなしで、それに伴い、土地課税される資産税の税収も下がる一方。

 

それだけでなく、耕作放棄されたような土地だと、その少ない資産課税すらボイコットされる。

なぜなら、売ろうにも売れない土地評価額妥当性なんて無いからだ。

妥当性の無い評価額に従って決められる資産税額にも妥当性なんてないということになる。

この傾向が健全化する兆しは無い。代わりの財源として消費税必要とされている訳だ。

 

そもそもなんで田舎土地がタダ同然になっているのかといえば、

農家自分で作った農作物の値段を自分で決められないという歪んだ産業構造が背景にあったと思う。

市場で買い付けするバイヤーどうしがつるんで農作物を安く買いたたく、「逆談合」とでも呼ぶべき状況が、昔から野放しなのである

 

1990年代は、それでも、農業しかできない人たちは我慢して農業していたんだよ。

でも、今はもうそういう時代じゃない。やってられない。廃業するしかない。

 

そして農地地価下落→税収減少→代わりの財源が必要消費税UP

 

という側面もあるということは、もうちょっと認識されてほしい。

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