まず萌えキャラがどこから来たのかというと萌えオタは根源的に社会に対して「不信感」を抱いており萌えオタを主要な商業的ターゲットとする萌えキャラは「安心感」「健康的」「笑顔」「手を差し伸べる」「バブみ」「若さ」「幼さ」といった不信感とは逆の記号要素を用いてデザインされていたのだがそのベクトルはどこまでいっても「楽しかった」あるいは「楽しくあるべきだった」過去への懐古といった方向性でしかなくモラトリアム成分由来の行動力は根本的に未来の方角を向いておらず萌えキャラと同様に少子高齢化や格差拡大、貧困化といった諸問題が進行し奇跡の一本松のように延命を図る日本の行政が「停滞」の象徴たる萌えキャラに惹かれまた縋るのは見方によっては当然の帰結であり一連の「若者のため」などと偽り若者の方向を見据えていない萌えキャラの起用される広報の続発現象は言うなれば日本という社会の「停滞」を象徴するかのような出来事である。
これは見事な増田芸。オタクも萌えキャラも歴史を得たってことだね https://anond.hatelabo.jp/20200910070011 https://anond.hatelabo.jp/20200910070012