故あって「頭の回転が速い人間が集まるSNSコミニュティ」にいるんだが、その人間達がどうも気に入らず、辞めようか考えている。そのコミニュティに属していること自体で自尊心はちょっと高まるし、出会いもあるから、辞めよう辞めまいとグズグズしているのだが…。
頭の良さや回転の速さと、いわゆる「人間性」なんかこれっぽっちも関係しない。頭の良さを鼻にかけて、自分を持ち上げ、他者を見下すような奴が8割くらい。小学生でも知ってるようなことを今更気付くなんて、本当に愚か。
自分の持ち上げ方も、「見て見て!これ凄いでしょ!どやどや!!??」みたいな無邪気さがあれば素直に受け取れるが、なまじ頭が良いものだから「まぁ、こんな感じかな…」みたいにスカしちらしたひけらかし方なんだな。でも「俺は凄いんじゃ」的な傲慢さは全く隠し切れてない。そのギャップがまた気に障る。
コミニュティにはまだ若い高校生もいるが、そういう傲慢さを見て「こうやってひけらかして良いんだ」と学んでいるのか、もともとそうだったのか、真似ごとのようにイキっている。思春期でそうなると、もう止まらない。そいつの人間性はそうなってしまうのだろう。
頭が良いのは良いことだ。大学にいれば学術の発展に寄与し、会社にいれば事業を推進し経済を回す。完了なら国だって動かせる。歴史を作ってきたのはいつだって頭の良い人間だ。傲慢だろうがなんだろうが、そうやって実益があればそれが「正義」なのだというのも分かる。ただ、その傲慢さはとことん気に入らない。自分上げ・他者下げの性格まで一緒くたに「正義」と認識されたくはない。頭の良さに評価を与えたいのであり、その人間全体を評価したくはない。
そんな世の中にならないかな?
最初からそんな世の中だが?