2020-07-29

読みたい本が図書館にないor予約待ち多数だとなぜか安心する話

先に言っておくと、買えや、というツッコミはなしで。

読みたい本があると、とりあえず地元図書館検索する。俺はビンボーなので。欲しい本は全部は買えない。

そこの図書館は割とデカいので、けっこうマニアック書籍でも置いている。あった。予約もついていない。ラッキー

…と思いつつ、ちょっとしろ暗いところがある。

「読みたい本」が無料で読めてしまっていいのか!?

そういうのが、冗談でなく割とマジである。いや、図書館って本来そういうもんだが。

図書館批判では全然ないんだ。

ただ、俺の読みたい本が、例で言ったら白水社海外文学とか、竹書房の実話怪談でもマイナー寄りの作家とか、あとは変なノンフィクションとかで、「こりゃあお前、どう考えてもそんなに部数出てねえだろう…」というものだと、それをロハで読んでしまうのは、なんか「うっ…」となる。

作家は当然それを売って飯を食っているわけで、じゃあもう死んでる人の著作ならオッケーか、っていうと出版社もそれで食ってるわけだからね。うっ、となる。

でも無料で借りちゃう。タダだから

から、読みたい本が図書館になかったり、なぜか予約待ちが多かったりすると(『魔王 奸智暴力サイバー犯罪帝国を築いた男』、地元で15人も待機してた。どういう町だよ?)、残念は残念だけど、ちょっとホッとする。

しょうがいね、じゃあ購入しますわ、っていう諦めがあるんだな。

そういう小さい葛藤があります。誰か俺にいくらでも本を買える金といくら積んでも床がヘコまない部屋をくれるといいよ。

  • 本を大切にしてる方なんだろうなって思った あなたはいい人だ、多分

    • そうだろうか。俺は偽善的な印象を受けた。 「図書館で借りれなかった。これで作家にカネを回せる」と思ってホッとするわけでしょう。 金銭的サポートを与えるか否かを判断する責任...

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