「清き一票を!」、「一票の重さ」みたいなキャッチコピーあるじゃないですか。
たぶん政治家や政治に関心を持つ人からすれば、一票って大きなものに見えてると思います。
選挙ってクラウドファンディングみたいだと思っています。
大勢の人が好きな製品や結果に期待して百円ずつ持ち寄れば、ちりも積もって百万円になって大成功! ってなると思うんです。
そういうのを意識して、だから投票してねって呼びかけてるんだと思います。
わたしの周りには一万人なんて友人がいないし、わたしと同じものに百円出してくれる友達なんて多く見積もっても百人はおろか、五十人もいません。
わたしの百円は集めれば百万円になるのかもしれないけれど、それができないものだと考えてしまっている。
しかも、百円を集めたくても集められない。選挙は自分の意見を『シェア』できないじゃないですか。『シェア』できるのは立候補した人だけですから。
若者と老人の違いって『シェア』の経験をしているかどうか考えています。
若者は『シェア』したことがなくて、老人は『シェア』したことがあります。
大闘争?みたいな時代が昔はあって、ようは政治に対して言葉を持って周囲と熱を持って行動していた時代があったそうです。
その経験が投票に行く行かないの大きな差なんじゃないかと思います。