風俗マニアの視点から今までの歴史を見てそう考えたのだろうが、今回は金融危機系ではなく疫病危機であることの視点がごっそり抜けている。
今回みたいな疫病危機では風俗嬢は増えない。そもそも風俗自体がソーシャルディスタンスを守れないビジネスであり、自粛要請の対象である。応じてない店は多いが。そして客の激減が今後も続くとみられるからだ。既に風俗嬢はあぶれている状態であり、そこに新しい人が入ってきても居場所はないに等しいだろう。また近年の風俗のスタンダードであるデリヘルは嬢の待機エリアがモロに3密だ。巨大クラスターを出したシンガポールの外国人労働者の宿舎のほうがまだマシなレベルである。風俗嬢になるということは感染しに行くということと同等だ。
その代わりに増えるのはAV嬢だ。AV撮影は自粛要請の対象外だし、不特定多数との接触は発生しない。また撮影にあたり出演者は事前の性病検査が義務付けられているので、風俗嬢になるよりもはるかに安全である。
AVは顔が映ってしまうというリスクがあるが、化粧で誤魔化せるし、誤魔化しようがない病気のリスクとくらべたら屁でもないだろう。
ステイホーム需要の1つにエロ動画観覧があるくらいだし、今後ステイホームは多少緩和されていくとは言え、コロナ前と比べたら数倍以上のオーダーでAVの需要が発生するから、それに対応できるだけのAV嬢が必要となる。