2020-04-14

幸せなはずなのに喜べない

一昨年親から逃げた。

大学中退して大阪引越し、住所を隠し、アルバイトをして生活した。

親もきょうだいも親戚も、みーんな連絡先は消した。

稼ぎは少ないけどギリギリ生きていけた。貯金も少しできた。

去年体を壊した。

仕事をやめて2ヶ月かけて貯金を食いつぶしながら次の仕事を見つけた。

平々凡々な人生ではあるけど人並みに苦労をしてきたと思う。

ただ、この頃やりたいと思っていたこと、達成したかたことが少しずつできるようになった。

通信制だけど大学に入り直せた。

大好きな友達結婚して、ささやかながらお祝いをすることができた。

実名を変える手続きをして呪われた(と自分が感じている)名前を捨てることができた。

正社員になれた。

でもなんでかわかんないけど手放しで喜べない。

幸せなんて一瞬で崩れる。喜んで気を緩めるとすぐまた転落する。

昔は頑丈だった体が20代とは思えないくらい弱っちくなって、他の人が窮地に陥ったときに頼れるような家族もいない。

私の失敗は私にしか責任を負うことができない。

私の苦しみを私以外の人間にに転嫁することはできない。

大阪では人間関係に恵まれたおかげで喜びを共有出来る人はたくさんできた。

とても幸せだ。

ただ、それを手放しで喜ぶことは許されない。

幸せを感じるのに待ったをかける自分疲れた

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