私は2012年から2019年の間、異様な若者の風景を見てきた。
進学校の高校生がオートバイを乗り回し、大学生がグリーン車で移動し、大学や大学院のサークルが中堅か大手の出版社で出版された本で印税を稼ぎ、20代の高学歴の社会人が家を持って一人暮らし、30代の高学歴の社会人が結婚している。
これは彼ら彼女らが好きでやっていることとは思えない。若者は弱いとか貧しいとか希望がないと罵ってきた大人世代に対する怨嗟の念を感じる。
SEALDsといった団体も、原動力は活動家集団を買うカネではなく活動家一人一人の大人世代への怒りだったのではないか。
路上で、電車で、本屋で、ネットで若者に大人世代がからかわれているが、これは陰湿な若者いじめを長年続けた大人世代の因果応報である。
陰湿な若者いじめを長年続けた大人世代の因果応報 時がたつと若者も大人になるんじゃが 哲学かなんかかな?