ってやっぱりあると思うんだ。
例えば君が、未開の村に行ったとするだろ。その未開の村では、うんこを投げつけて戦う奇祭があったとする。
でも多分君は、参加する、参加しないにしろ、その祭りをやめさせようとはしない。
うんこを投げつけるのは不衛生だし、寄生虫や感染症、食中毒になりうる。それで例年数人死んでるかもしれない。
でも君には帰る場所があるし、彼らなりの価値観や信仰があるんだろうと考える。世界のどこかにうんこを投げつける村がある、というのは心がわくわくするし
むしろそのうんこを投げつける事で、そういった病気に対する耐性を身に着けているのかもしれない。なんならちょっと参加して帰るのかもしれない。
うんこ祭りが嫌いで泣いてる人が居たら、名刺をあげて、嫌なら日本にも来ていいよ、という。うんこを投げつけたくなったら、はてな匿名ダイアリーでもできるからねって。
ただ欧米人、それも多数は、うんこの村に行ったとき、まず自分がそこで永続的に住むことを考える。
いつでも帰る場所があるとは考えない。自分たちの変える場所はここだ、ここが今から故郷になるのだと考える。
それにはうんこを投げつける祭りを辞めさせなきゃいけない。汚いし、臭いし。
自分の故郷にメールを送って、「個々の村は気候も穏やかで食べ物もおいしい。でもうんこを投げつける祭りがどうも嫌だ。無くしてくれ」
という。そしてうんこ祭りの無くなった村で、欧米人は穏やかに過ごす。
YOUは何しに日本へ?の放送は批判も多いけれど、ある意味理想の欧米人を表していると思う。
ちゃんと故郷があり、以前の「日本を世直ししてやる」欧米人の像から「日本の文化が好きなので、それを体験したい」という人が居る。
はい根拠なし