Vtuberというものにずっと興味がなかったが、最近見つけたVtuberが楽曲は良いしトークは面白いしキャラは可愛いしすごくツボに入ってしまい、ここ数日ずっと漁るように動画を見まくっていた。
過去のアップロード動画の中にほかの男Vtuberとコラボしている動画があった。
何の気なしに見ているとすごく聞き覚えのある喋りと声で、名前を見て変な声が出てしまった。古い知り合いだった。
知っているそのままの名前ではないが、知っていればその人だと分かる名前だったし、その人もVtuberとして楽曲を出していて、完全に自分の知っているその人の作風そのままの曲。
自分が過去にちょっとした音楽活動をしていた時に知り合った人で、後輩として見てくれて良くしてくれたし、イベントの現場で会ったときもよく声を掛けてくれた良い先輩だった。
自分は人間の立場でVtuberの動画を見ている以上、Vtuberとはあらゆる接触が不可能なのに、あの先輩は対等の立場でコミュニケーションを取っている。それが無性に悔しくて、この気持ちを持て余す。
下手に先輩がそのVtuberと絡んでいなければ大人として割り切ってVtuberを楽しめたかもしれないけど、もう無理になってしまった。
先輩と推しVtuberが楽しそうにおしゃべりしてる動画を見てから、また先輩はあくまで当時と変わらない先輩のままでそのVtuberとおしゃべりしているのを目の当たりにしてから、推しのVtuberが急に生々しい人間に思えてきてしまって、純粋な気持ちで楽しめなくなってしまった。
何より推しVtuberの動画は変わらずとても面白いので、楽しみたい気持ちと穿って見てしまう気持ちが同時に存在してしまって、頭がすげー混乱する。
バイナリースキンを手に取る時が来たようだな
現実ではないバーチャルのものとして楽しんでたのに、現実味を与えてしまう要素にぶつかってしまって途端に面白さが逆転して気持ち悪くなったって感じか。 バーチャルとか二次元っ...
そこまでオタクってわけじゃないんだけどみたいな入り方がすごく気持ち悪くてよかった