政治運動の基本は仲間作りだ。
議会の中では、自分の仲間(党派・派閥)をどれだけ増やしていくか。
議会の外では、自分の党のために活動してくれる人をどうやって増やすか。
それは左翼団体や右翼団体のインディーズの政治運動でも同じで、
中核派がYouTubeやっているのも、若い仲間(同志)を増やすためである。
外山恒一が書いた「全共闘以後」という本でも、活動家は色々な手段で、仲間を見つけ繋がろうとする。
ひとりでは何も出来なくても、信頼できる仲間が増えたら、大きなことだって出来るようになる。
でもそういうことの積み重ねから、色々なことが始まるし、信頼関係も生まれる。
仲間作りができなくても(しなくても)バズりさえすれば、大量の人を動員できるし、自分の活動がマスコミの取り上げられたりする。
旧来の運動では、能力的にリーダーになれなかったような人でも、Twitterでの運動ならリーダーになれたりする。
どっと人が集まるけども、さっと人がいなくなる。
仲間作りをしなかった(できなかった)Twitter活動家はあっという間に孤独になってしまう。
信頼できる同志も、頼れる組織も何もない。