2020-02-12

誰にも需要ないと思うけど

こんな話が読みたい。

スクールカースト最低の女子があまり馴染めてない部活やってて、例えばアニメ部みたいな部活なんだけどあまり実力のない部活なのよ。

そして映像研みたいな、近縁の部で才能ある子たちがすごい熱量活動してるのを、チクっと痛みながら眺めてて、でも本人はそこまでできないって無力感があって。

あるいはスウィングガールズエリート吹奏楽部の3軍くらいの立ち位置で、ジャズ部ははちゃめちゃで楽しそうだな、でもガチ吹奏楽曲も好きだしなぁ、でも自分下手くそだしなぁ、とか思ってる子。

そんな子が一念発起するでもなく、嫉妬や羨望で激しく悩むわけでもなく、なんとなく、日々の小さな事を楽しんでる。茶柱とか、信号タイミングが良かったとか、111111秒を目撃したとかその程度でフフッとなる感じ。

そしてうすーく劣等感無力感と羨ましさを抱えたまま、変わるわけでもなく、鬱々とするほどでもなく、数十年後。

かつての自分部活の仲間はそれなりにまじめにちゃんと生きてて、かつて羨んだはみ出し部活の子たちはやっぱりはちゃめちゃに成功してたり、エネルギッシュに生きてる。

自分は、ちょっと惨めな状態なんだけど、高校時代と同様、茶柱程度でまぁいいやとやり過ごしていたら、珍しく誰かに無能なことやトロさいこと、容姿コミュ力について何かしらあざけられることがあって……、

泣くんだけど、やっぱり小さなことでフフッとなって、あー、このまま、客観的には惨めな状態でも、フフッとなって死ねたらいいな、いつか孤独死する日にも笑えたらいいな、無理かもだけど…って終わる話が読みたい。

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