今年の誕生日を迎えたら、もう32歳になる。当たり前だ。
びっくりすることだけど、人生も三分の一くらいは生きてきたことになる。
今朝、ふと気が付いたけど、俺が今日も無事に仕事しているのは、お母さんのお陰だったわ。(財源って意味では、お父さんのお陰でもあるんだが。)
2歳で喘息発症後は、毎日、家のネブライザーで吸入薬を吸わせ、それでも数日おきの発作では、病院に連れて行ってくれたりした。
幼稚園から小学校にあがっても、掃除のホコリや運動で悪化した症状のため、学校に迎えにきてくれた。
毎年のように入院しても、パジャマを洗って、毎日病院に来てくれた。
今は、お父さんとお母さんで二人暮らしてる。
たまに様子を聞くと、実にクダラネー話で喧嘩したとか言っていて、「そんなケンカの相談しないでくれ」とブチ切れてしまうと、お母さんは悲しそうに「ゴメンネ。。」って言う。
まあ、二人だと、気持ちのやり場が無いから電話かけてくるんだろうな。だろうな、とは思うけど、電話口では優しくしてやれないんだけども。
5年に一回くらいは入院してるけど、それでも、無事に生きてる。喘息は治ってないけどね。でもうまくやってる。
とりあえず、俺が生きてるのは、お母さんが自分の人生の時間の多くをオレに注いで手当てしてくれたからだ。間違いない。
心の中で、つい、俺はこんなに努力したのに、お母さんはお父さんの愚痴ばかり言いやがって・・・とか思ってしまうが、とんでもないぞ。
ええおかんやな だいじにしろよ