2020-01-06

進んでも地獄、戻っても地獄

学生の頃は自分気持ちばかりが先行し、自分いか相手を好きかアピールし、そこから恋愛が始まっていった。

中には逆に相手いかに私を好きかアピールしてくれ、そこから始まった恋愛もあった。

狙ったわけではないが、結果的にはバランスがとれていたし、自然バランスがとれるものなのだとなんとなく思っていた。

社会人になってから基本的スタンスは変わることはなかった。

というか、社会人になったからということだけを理由に急に恋愛スタンスを変える人っているのだろうか。

しか社会人になってからは、それまでと同様に自分いか相手を好きかアピールすることは求められるものの、自分気持ちばかりが先行していては「重い」「ウザイ」「独りよがり」などと非難され恋愛が始まらないことも増えてくるので、気持ちの加減など様々な「調整」を入れることを求められるようになった。

私はここで大失敗し、「調整」の技術習得し損ねてしまった。

自分なりに「調整」をかけるも、抑えが足りなくて結局うまくいかなかったり、抑えすぎて相手に伝わらなかったり。

うまくいくかいかないか当事者以外の要因もあるだろうが、とにかく私はここで(自分気持ちを伝えてそれが受け入れられるという)「成功体験」を得られないままアラフォー突入してしまった。

気持ちを伝えても抑えてもどちらもうまくいかない。

進んでも戻っても地獄

こじらせるには十分すぎた。

今では自分気持ちや考えを表明すること自体が恐怖である

受け入れられない、拒絶されることによって自分自尊心が著しく傷つけられるのが何よりもおそろしいから。

こんな価値のない自分が露呈してしまうことそのものがおそろしいのである

自己肯定感を高め自信をもて?

そんなもの本当に存在するのかね。

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