小6の冬、わたしはGoogle検索で適当に見つけた悩み事相談掲示板に書き込みをした。
「母親が不倫しているようです。父も妹もそのことを知りません。このまま私が黙っていれば何も問題は起きない、とは分かっていますが辛いです。誰にも相談できず困っています。」
実際にはもう少し稚拙な文章だった気がするが、当時ママと呼んでいた女性のことを母親と記したり少し背伸びして、大人に真剣に答えてもらえるよう書いたことを覚えている。
一晩のうちにいくつかレスがついた。最初は「釣乙」。これは嬉しかった。私の文章は大人が書いたように見えるのか、やったー。その後、「他の家族や先生など周りの人に相談しよう」それができたらこんなところで相談してないっての。まぁ今考えたらこれが1番まともな意見だ。そして最後に四十代か五十代のおっさんから「お母さんを責めないであげて。結婚してたって1人の女性。恋することは罪ではありません。」そうだとしても小6に言うことじゃなくね?おっさんヤバくね?と当時思った。今も同意見だ。
ここで優しい言葉を掛けられていたら私は間違いなく栃木に行っていた。運が良かった。
そんなこんなで特にパッと目の前が広がる回答は得られず鬱々と時を過ごし、高1から今で言うパパ活を覚え、そこで出会った男性と高3でデキ婚して、、、といろいろあったがここでは割愛。