2019年11月04日の日記

2019-11-04

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京浜東京横浜)も紛らわしいよな。東浜と言い換えるべきかも。

京阪とか京阪神とか京阪奈とか言うもんな。

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少年の心がわかる女性でないと編集者になるのは難しそう

子どもの頃から本が好きだった。何気なく本を開いたらすぐ没頭し、母親に驚き呆れられた。分厚い本はさあどんな話が待ってるのかとワクワクしたし、図書館書店にいくと、こんなにも自分の知らない話があるのかと心がきらめいた。本を読む時間がとても心地よく大好きだった。

それが突然できなくなる。氷河期の波を受け就職浪人が決まった頃から。これは本当にわかりづらいけれど、自分の考えること全部不正解だと感じていた。自分ならこう言ったり思ったりするのにこの人たちは違うことを話し考え話が進んでいく。また不正解か、と。登場人物達の会話も物語の展開も客観的に見れなくなったんだと思う。当時は自分に関する何もかも全部不正解だった。本を読むのが怖くなった。いつの間にか手に取らなくなりただの飾りになった。

なんとか仕事が決まる。そろそろいけるかと本を手に取り、いざ開いてみるが目が滑って頭に入らない。ただの文字の羅列。イメージなんてできやしない。本が苦手な子ども気持ち大人ながらわかった気がした。頭にイメージが残っていたせいか昔読んでいた本は大丈夫だった。しかし新しい本は読めなくなっていた。挑戦し断念するのを繰り返した。

それから数年たった今日。いつか読めたらと積んでいた本のうち1冊を手に取り開いてみると数時間経っていた。これだ。ようやく戻ったなあと心から安心した。文字ではなく話として頭に残るのが本当に懐かしい。まぎれもなく私が好きだった感覚。夜更かしして読みたい気分だけれど明日仕事明日帰ってきてから読むことにする。本当に嬉しい。

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