2019-11-02

身の丈に合わない身分

我が国総理副総理が図らずも代表しているような「生まれ血統だけは良いバカ」は、自分無能であることを暗に自覚していて、広く開かれた競争が始まってしまうと、自分がその地位から追い落とされることを良く分かってる。一度手放したらそれで終わりなのだ。だから今持っている権力を「何が何でも」維持し続ける必要がある。こういう人間がそのために何をするか。もうお分かりだろう。身分制度を固めるのが一番いい。絶対自身と不可分の属性「生まれ血統」によって全てが決定されて覆せない。これなら安心だ。両親ともに高卒だけど、たまたま能力に恵まれ苦学生みたいなもんが、地方からはるばる上京してくるなんてことはあってはならない、そんなやつに生まれも育ちも申し分ない(ただ能力けがちょっと低い)自分が追い落とされるだなんて悪夢もいいとこだ、というわけ。

世襲政治家みたいなもんが、優秀な人材立身出世・登用を歓迎しないのはマジもマジ、大マジ。心の底から本心だよ。身分の固定した揺らぎのない社会ガチガチに硬直した社会理想なんだよ。

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