来週からノーベル賞ウィークが始まるのを前に、ノーベル文学賞予想をしておく。
今年は発表中止となった昨年分と合わせて2名の受賞者が発表される。
2017年は日系のイギリス人作家のカズオ・イシグロだから、次の年にはヨーロッパ以外の作家か、アジア系以外の作家が選ばれると予想されていたが、今回は2名発表されるから、その暗黙の選考ルールもあってないようなものだ。2人のうち、1人はアジア系で決まりとする。
授賞側もサプライズがほしいから、まだノーベル賞が出ていない国・地域を選びたいだろう。そこで韓国か台湾の作家が選ばれる。
文学賞は時に政治的でもある。今アジアで一番ホットな問題は香港の民主化デモだ。それを熱烈に応援しているのが同じ問題を抱える台湾である。そこで中国問題にクローズアップさせるために台湾人作家が選ばれるだろう。
また別の観点の国際的にホットな最近の社会現象としてフェミニズム運動の隆盛がある。そこで台湾のフェミニズム作家が選ばれる。
それにふさわしい作家は誰か。
代表作は「夫殺し」。民進党支持で、台湾では「国民的」作家である。
李昂が選ばれれば「台湾で初」、だけでなく「アジアの女性作家で初」の受賞となる。
当たってたらブクマしてくれ。