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自分でもわかるぐらいに、私は幸せそうな顔をして、走っていって、抱きついて。他愛もない話をした。
目が覚めて夢をなぞりながら、元彼のSNSを探した。彼が当時好きだったものをいくつか検索窓に入れると、10分と経たないうちに１つのアカウントが見つかった。
綺麗な別れ方じゃなかったし、元鞘に戻りたいとは一度も思わなかった。だけど精神的に脆い人だったから、生きていて幸せになっているのをどうしても確認したかった。今までも探してみようかと悩んだことは何度かあったけど、なにかが怖くてできなかった。
でもなーーんにもかわってない。夢で見たようにちょっと年はとったかな？もう10年だもんね。なんでこんなに長い間執着してたんだろう？めっちゃ普通の人やん。憑き物が落ちました。
あなたがずっと私の頭の隅に住み着いていて、当時2人で聞いてた曲、同じ匂いのする香水、歩いていったご飯屋さん、そんなものたちにふと日常で触れてしまうたびに、思い出して、たまらない気持ちになってたよ。
そんな切ない気持ちを10年も抱かせてくれてどうもありがとう。生きていて安心しました。きっと思い出して懐かしむことももうありません。若くないんだから、未成年に手を出しちゃダメだよ。
うんち
幸せにね。
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