2019-04-06

図書館文化資本が無い件について

先週、コインハイブ事件無罪判決が出た。

コインハイブは少なくとも法律上ウイルスには該当しないそうだ。

法律上」と言うのなら実際どう書かれてあるんだろうと調べていたら

どうやらその解説は『大コンメンタール刑法』に書いてあるらしい。

なんだその魔道書みたいな名前

amazonで調べてみたら1冊1万円する本の13冊セットだった。高い。

とても個人で買えるようなものではないので図書館コピーを取ることにした。

地元(人口15万人の市)の図書館検索する。無い。コンメンタールと名の付くものは全くない。

相談窓口で「刑法解説書ありますか?」と訊いたら『刑法判例百選』と言う本を勧められた。

出版1997年。当時ウイルス頒布罪なんてねぇよ。

(最新版2014年に出ているそうだがそんなもの地元図書館には無い)

しょうがないので他の図書館でその「大コンメンタール」を探してみたが隣街(人口35万人)の図書館

あったのは1990年出版のものだった。world wide webすら存在しない時代じゃねぇか。

東京都に入って清瀬市で探しても無い。23区に入って練馬区にも無い。豊島区にも無い。

そこで気付く。法律書なら法学部のある大学に置いてあるんじゃないか?調べる。

立教大学学習院大学にあった。だがどちらも私立大なので一般人は閲覧すらできない。ふざけんな。

国立大で探すと家から一番近い所蔵館は東京大学だった。

と言う訳で本一冊を見るために埼玉の端からはるばる東大まで行かなければならないようだ。

なぁ。公立図書館って国民知る権利のためにあるんじゃなかったのか。

それで何で法律一つ満足に調べられないんだ。

  • 誰でも買えるような値段のベストセラー本を何十冊も複本で買うのに、高額で学術的な専門書は「予算がなくて買えない」と言うのが無料貸本屋になっている最近の図書館。

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