バス旅行でS字フックを使って荷物をかけているオバサマたちには感心してすぐ取り入れた。
洗濯物を干すのが面倒で嫌いだったけど、物干し竿にソックス類は引っかけるだけで乾く、と雑誌で読んだとき以来、苦でなくなった(室内干し向け)。
原付の鍵を付け忘れたまま駐車してしまうことがあったので、リール付きのキーホルダーを鞄に付けることにした。
安全ピンを鞄の内ポケットに付けて、そこに小さなカラビナで鍵とつなぐ。
こうすれば、使うときだけリールをのばし、リールが巻き戻るので、鍵のはずし忘れがない。
安全ピンは使うすべてのバックにつけてあるので、どのバッグでも対応可。
鍵がバックで行方不明になることもなくなった。
鍵の行方不明対策やバックホルダーは百均で専用のものも売ってるけど、コスパや汎用性を考えればS字や安全ピンで代用する方がお得。
使わなくなっても、無駄にならないし。
小さなことだけど、こうしよう、という発見、改善された後の快適さ、そこに小さな達成感があって、私はすごく好き。
私にとっての丁寧な暮らしは、そういうこと。
その人にとって快適であれば、靴下を竿に引っかけて干す手抜きも、作家ものの器を使って丁寧に入れたお茶を飲むという日課も、同等の価値がある。