好きな人汁 というとなんだかエロい響きがあるが、これは決して体液的なものではなく、好きな人から発せられている雰囲気とかオーラとかそういうものを指す。正確には、というかまったくもって汁ではないのだが、浴びてる感がすごくあるので、便宜上汁としている。
私は好きな人に二週間ないし一ヶ月に一度の頻度で会うことができる。残念ながら我々にはプライベートなお付き合いというのは無く、ただの業務の一環である。
私は好きな人の目をうまく見ることができない。見続けたら多分死ぬと思う。
好きな人に会えるのは、大抵の場合、一回につき時間にしておよそ数分程度だ。それでも、会えた日から数日間はその時浴びた好きな人汁の影響でダメ人間になってしまう。
この間、初めて数時間にわたって同じ空間に滞在する機会があった。その時、私は好きな人と同じ部屋の空気を吸ってるんだなーと思いつつも、お腹すいたなーお腹鳴りそうだなーとか、この部屋乾燥してるなーとか別のことを考えたりもしていて、案外冷静な自分がいることに気が付いた。また、好きな人はそのとき明らかに具合が悪そうで、心配しつつも、風邪とかインフルエンザだったら移るかもしれないなとも感じた。これらのことから、この人のことを好きだということは間違いないが、もしかして気持ちが落ち着いてきたのかな?と思った。
でも、致死量レベル(長時間かつ近距離ゆえ)の好きな人汁の影響は、想像以上にすさまじいものだった。その夜は何も手につかず横たわっているだけの廃人と化してしまうほどに。
こんな風に、自分で自分を制御できない状況は好ましくないと思う。
この状態は、好きな人汁を浴びる頻度を減らす、あるいは無くすことで解消されるはずだ。好きな人と接するこの役割を、他の人に譲ることは可能である。しかし私は絶対にそうしたくはないのだった。
乙女
でもおまえの知らない場所でおまえと無関係の他人とセックスしておまえとは無関係に幸せになっていくんだよ
目を見て話せないのは社会人として失格です
好きな人汁 というとなんだかエロい響きがあるが、これは決して体液的なものではなく、 好きな人から発せられている雰囲気とかオーラとかそういうものを指す造語である。 誰が言...
好きな相手をアイドル視しすぎなんじゃねーの。 おならだってするし、うんこだってするぞ。 こういうやつに限って「想像(理想)と違う!」って勝手に幻滅すんだよなぁ。
こいつ、アイドルはおならもうんこもしないとわかっている。強い。