子供と一緒にamazonプライムでしまじろうの映画を見て、衝撃を受けた。『しまじろうとくじらのうた』という作品だ。
ご都合主義なストーリーや安易なお涙頂戴な展開はどうでもいい。
それよりなによりあんな直接的に子供に性的な目線を向けるキャラクターが、それも敵ではなく、しまじろうたちに近い存在として出てくるの、これやばすぎないかな?
映画の途中、しまじろうたちが使っていた道具が壊れてしまうのだが、それを発明した亀の爺さんが修理してやる条件として提示するのが、クイズ。そして、答えらたら直すが、もし答えられなかったら女の子のキャラクターにチューする、と脅すのだ。この亀、その後も、その子の手を握ったり、終始、女の子にセクハラ的な言動をとる。
しかもこの女の子キャラ、スカートも履いてないすこしやんちゃな(wikiによると男勝りな)子として描かれているんだけど、そこに性の対象として視線を向けることで、「結局女は女」的な作者側の考えも透けて見えて、ドン引き。
そして、この亀の言動はそのまま否定されることなく、亀はしまじろうたちの身内、味方として受け入れられていく。しかし、亀って。どんな隠喩だよ。
昭和の映画ならまだしも、2014年作。そのまま駄作として埋もれるならまだしも、amazonプライムで今日も日本中の子供たちに見られる続けるわけ。
ベネッセ、まじか。よくこんなん作ったな。そしてよく平気で垂れ流してるな。これがベネッセの教育か。俺は二度と子供に見せないよ。