それならば、家族と決着を嫌でもつけないといけない時、物語の着地点をどこへ持っていけばいいのか。
虐待を受けて育っていない自分からしたら、今回のメギドのイベントの結末はかなり理想的に見えたのだけど。当事者からすればそうでもないらしい。
親を許すでもなく、殺すでもなく。それは勿論、一生関わらずに生きていけたら一番いいのだけれど。
追記︰
色々な人の意見を見て、また考えた。
虐待者と被虐待者が出会ってしまった時点でもう物語がプラスの方向に着地することは無いと確信した。この結末は決してプラマイゼロなんかじゃないし、むしろリュカとしての自分を完全に殺さなくてはならなかったアモンくんにとっては前向きなものではない。
でもこのキャラ選での結末としては最良だったんだ。
それがたとえ-100と比べた時の-50の結末だったとしてもだよ。
メギドくんが本当にすべきだったのは、この物語に注意書きを付けることだったんだ。自身の体験と重ねて発狂してるプレイヤーが多すぎる。
ライターが良くも悪くも上手すぎてフラバ者続出のこの状況、オープニングに一言注意を置いておくだけでも言い訳として機能したんじゃないかな。
スターウォーズやな