2018-10-11

anond:20181011135841

調べても、利用許諾で済ませている場合が多いとは出てこないけど。

出版権設定契約

日本出版界では最も一般的契約形態

http://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201701_3374/

(2) 日本書籍出版協会ヒナ型を使用、また修正して使用している場合、その書協ヒナ型の版(回答総数85社)※複数回答

a. 2010年版紙+電子書籍出版権設定契約書(18社 21.2%)

b. 2010年版紙+電子書籍の独占許諾契約書(7社 8.2%)

c. 2010年電子出版契約書(7社 8.2%)

d. 2005年出版定型契約書(51社 60.0%)

e. 2005年著作物利用許諾契約書(6社 7.1%)

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/denshishoseki/11/pdf/shiryo_4.pdf

最初増田提示した資料でも、

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/denshishoseki/10/pdf/shiryo_4_1.pdf

アメリカにおける典型的出版契約

著作者は、出版社に対して、あらゆるフォーマット、あらゆる言語によって当該著作物を複製し頒布する権利、及び第三者にそれを許諾する権利を、現在及び将来の法律における著作権保護期間および更新期間のすべてにわたり譲渡(grant)する。

日本における出版契約の現状

出版権設定を除き、権利移転はない。

やはり、むしろ出版権だけ出版社に譲渡されて、それ以外は作者が持っているというのが日本式で、

それだとアメリカでは「出版社が権利者と見なされない」から情報開示請求もできない、という話じゃないの?

記事への反応 -
  • アメリカの出版社がクラウドフレアに情報開示請求できるのは アメリカでは作者が出版社に著作権をまるごと譲渡しているからのようだが、 欧米における出版契約 ・契約の基本は、...

    • いや、出版権がなけりゃ出版できないでしょ。 リンク先を見てもこういう話 https://anond.hatelabo.jp/20181011104235 としか思えないけど。

      • いや、違うのよ。 出版権の設定ではなくて、利用許諾取って出版、という形のが大部分。

        • 調べても「利用許諾で済ませている場合が多い」とは出てこないけど。 ①出版権設定契約 日本の出版界では最も一般的な契約形態 http://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201701_3374/ (2) 日本書籍出...

      • この辺が多少噛み砕いて説明しているのでどうぞ。 https://iphappy.com/publishing-rights

    • > アメリカの出版社が アメリカでは出版に関する権利の譲渡ね。   > 日本の出版社が作者に いや、日本の出版社が著作者に対して出版権設定してもらってるパターンは既にあるよ。 ...

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