昨日、大口病院での殺人犯が逮捕されたね。私は犯人女性のインタビュー映像をテレビで見たよ。それで、私は「ああ、あれはもしかしたら、私がなるかもしれなかった姿だ」って、思ったよ。私が今うつ病を治療中だからそう思うのかもしれないけれど、どこかの巡り合わせで、運が悪かったとしたら、私も彼女のように思い詰めて殺人を犯してしまう分岐も、あったと思う。
彼女はとにかく人に頼れなくて、弱味を見せられなくて、殺人を犯してしまうくらい孤独で、不安で、しんどかったんだなって、思ったよ。
だからもし、私が彼女のお話を聞けるのであれば、「大丈夫ですよ、しんどかったですね。」って声をかけてあげたい。
彼女も誰かに「仕事がしんどいんだ」って弱音を吐ければ、違った分岐もあったんじゃないかなって思う。
だから、彼女には幸せになってほしいな。美味しいご飯を食べたり、太陽を浴びたり、運動したり、草花や動物を愛でたり、どうしたらいいかは私にも分からないけれど、それでもいつか彼女が「生きるってこんなに楽しいんだ」ってことを、思い出せる日がくるといいな。
あなたは殺人という間違いを犯してしまったけれど、でも、あなたは決して悪くないんですよ。間違いを認めて、反省すれば、あなたは生きていていいんですよ。この世に、生きていてはいけない人間なんていないんです。そう、私は思います。
反省とは、どうして間違えてしまったのかを考えるということです。それはしんどく、暗く、出口の見えない作業かもしれないけれど、辛抱強く探し続ければ、きっといつか突破口が見えると、私は思いますよ。
低能先生の擁護の女バージョンか