2018-06-11

ネットの訴えは政治家たちに届くことはない

新卒研修ということで結構有名な政治家の話を聞くことができた。

定時を厳守する風潮は日本を潰す!などなかなか面白いことも聞けたが(皮肉でもなんでもなく本当に面白かった)、憂鬱にならざるを得なかった。

その政治家は「ネットを見るのは時間無駄!」と言った。

ネットなど鬱憤の溜まり場でしかなく、有益情報殆ど落ちていないと。

全くもってその通りだ。

SNSなんて愚痴の垂れ流す場でしかない。

そんな場に時間を消費するのは社会人にとって無意味であるという意見も一理ある。

しかし、日本社会をよくしようとしている政治家が、そんなことを言ってしまうのか。

日々垂れ流されている鬱憤社会に対する怨みからまれものだ。

日本死ね」という言葉は単なる責任転嫁からまれものでは決してない。

無駄を嫌う賢いリーダーは、社会的弱者の溜まり場に居座るなんて非効率的手段はとらない。

効率を徹底的に求める社会に対する怨みは、日の目を見ることはもう二度とないのかもしれない。

だが決してなくならず積もり続ける。

いつ決壊するのか分からない堤防に囲まれた場で、私はこれから働き続けるのだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん