約1年、闘病していた父が亡くなった。
大きな悲しみと共に、沢山の苦行をこなさなければならなかった。
葬儀にかかった3日間は、打ち合わせと弔問客対応でロクに眠れなかったし、
母と一緒に区役所に行って遺族年金の手続き、保険会社に生命保険金請求の必要事項を確認し、
寺にお布施をし、大量の弔電と香典のエクセルでまとめ、あっという間に時が過ぎ去っていった。
そして今からやってくるのは、相続だ。母と私は法定相続人になった。
ついでに、私は代襲相続というものによって、存命している祖父母の財産も相続することになったらしい。
今まで気にしてこなかった実家の土地や建物の価値、現預金等の財産を
把握した。内訳はまだ決まっていないが、税理士に相談することになっており、
法定相続人になれるのは、配偶者と血族で、血族のうち順位が高い人。
結婚という法的な拘束力のある結びつきでは、私の財産の半分を相続することになる、
結婚は早いほうがいいと思っていたが、親を見送ったことで人生観が変わった。
「好きな人と結婚する」という当たり前の文章に、重みが増した。
そんなことを、惰性や勢いでは決められない。
がんば
糟糠の妻の逆バージョンか まあがんばれ 損得関係なく出来きた友達や恋人はとても懐しい