2018-06-07

法定相続人になったので、彼氏と別れることにした

約1年、闘病していた父が亡くなった。


大きな悲しみと共に、沢山の苦行をこなさなければならなかった。

葬儀にかかった3日間は、打ち合わせと弔問客対応でロクに眠れなかったし、

母と一緒に区役所に行って遺族年金手続き保険会社生命保険請求必要事項を確認し、

寺にお布施をし、大量の弔電と香典エクセルでまとめ、あっという間に時が過ぎ去っていった。


そして今からやってくるのは、相続だ。母と私は法定相続人になった。

ついでに、私は代襲相続というものによって、存命している祖父母の財産相続することになったらしい。


今まで気にしてこなかった実家土地建物価値、現預金等の財産

把握した。内訳はまだ決まっていないが、税理士相談することになっており、

相続税がなるべくかからないよう配分をすることになるだろう。

法定相続人になれるのは、配偶者と血族で、血族のうち順位が高い人。

配偶者は確実に相続人となることが法で決まっているらしい。


結婚という法的な拘束力のある結びつきでは、私の財産の半分を相続することになる、

配偶者という存在を決めることになるのだと知ってぞっとした。


結婚は早いほうがいいと思っていたが、親を見送ったことで人生観が変わった。

財産を分け与えることになる相手は、大好きな人であるべきだ。

好きな人結婚する」という当たり前の文章に、重みが増した。

そんなことを、惰性や勢いでは決められない。


約3年付き合っていた、私の父の葬式に来なかった彼氏と別れることを決心した。

そして、お金を払って婚活を始める。気の合う人が見つかることを願うばかりである

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