物理的に広大なスペースを長時間支配するというコンセプトがあの世代の感性にマッチしたからだと思う。
車もそうだが、情報化以前の娯楽はある意味前近代的なところがあって、物理的な空間の踏破と密接な関係がある。
逆に今の若者にゴルフがウケないのは、もちろん経済的制約も無視できないが、根本的に上記感性との相性が悪いという点があると思う。
情報化社会に生まれた人間にとって、物理的距離の支配が持つ意味は相対的に薄れる。
同時に高速通信の恩恵を受けることによって、短時間に大量の娯楽を消費できるようになった。(実際にコンテンツはそういう方向に進化してきている。)
そういう状況下においては、娯楽というものの性質が根本的に変わってくる。
本当は、情報化やインターネットというのは物理的距離・時間の踏破が飛躍的進化を遂げた1つの形だが、その断絶があまりに大きすぎるがゆえに、感性の部分で世代的断絶が生まれているのが現代社会の歪な姿だろう。
要約すると週末ゴルフはクソ
週末は全国的に雨の希望があるぞ。がんばれ