福島第一原発内で、外国人の技能実習生が働いていたことが批判されているけど、これの一体何が悪いのだろうか。
事前に実習生たちに説明していなかったことは会社側の不手際なんだろうけど、問題はそれだけだよね。
そもそも技能実習生とは、先進国・日本でしか学ぶことが出来ない仕事をすることによって技能を身につけて、本国に帰ってもらって、本国で役立ててもらうという趣旨だ。
今後は東南アジアなどの発展途上国でも原子力発電所の建設や運用が増えていくわけだし、日本で起きた原子力災害の復旧の仕事をやってもらうことは、大きな意味があるんじゃないかな。
発展途上国における原子力災害は近い将来、必ず起こりえる話であり、他人事ではないはず。
日本の福島原発における原子力災害のの復旧工事のノウハウを、本国に持ち帰ってもらうわけだから、実習生だって納得するはず。
それとも何だろう? 福島原発で技能実習生を働かせることは危険だし人権問題だと考えているのだろうか。
その理屈だったら、日本人だって福島原発で働いているし、日本人だけが危険にさらされなければならない正当な理由は無いし、差別だろう。