ジャンプが嫌いだ。
正確には、週刊少年ジャンプに連載されているような、ワンピース、ドラゴンボールみたいな冒険、バトルストーリーものが嫌いだ。
物語の初めの頃や、最初のジャンルからは少しずれて(遊戯王とか幽々白書とかドラゴンボールみたいな?)、バトルや冒険の世界が広がっていくことは本当にワクワクする。
でも、人気が出るといつもいついもいつも無駄に引き伸ばされて、終わるべきところで綺麗に物語がおわらない。
物語は少し足りないくらいで終わるから、美しいのに。記憶にずっと残るのに。色褪せないのに。
あの、楽しかった作品がズルズルズルズル無残に引き伸ばされて、間延びして魅力のない新キャラが無理やり出てきて、ただもう作者の画力や表現力を麻薬のように打ち続けて延命されるのを見るのは本当に悲しいんだ!
ジャンプで生き残るくらいの作者にはもっと次の新しい素敵な作品を生み出してほしいのに。
作者の生活のため?
そんなくだらないことより、才能ある作家の作品を歪めて、次の傑作を生み出す機会を失うことの方が人類の損失ではないのか。