2018-01-21

消防士さん

3歳の次男はいからか「消防士さんになりたい!」「消防士さんになって消防車に乗る!」と言うようになった。

服もはじめてのパンツ靴下ズボンのつぎあても見事に消防車でそろえた。

お出かけといえば消防博物館

消防署を見かければ大騒ぎ。

とにかく消防士消防車に夢中なのだ

長男がそういった小さい子にありがちな夢を口にしなかったこともあって、次男消防士への熱い憧れがなんだか不思議だし、ほほえましく思っている。

自転車で走っているとき消防車に遭遇すると、もう大興奮。

チャイルドシートから落っこちるんじゃないかはらはらするくらい必死ぶんぶん手を振る。

そんな時、消防士さんたちは、窓を開けて手を振りかえしてくれる。

もう何十回もそんなことがあったと思うが、少なくとも次男がすれ違った消防士さんたちは、手を振るだけでなく、毎回必ず窓を開けてくれるのだ。

それがどれだけ次男を喜ばせることか。

消防士さんはやさしい!」「強い!かっこいい!」とますます憧れを強くしている。

次男のように消防士にあこがれている子どもはたくさんいると思う。

消防車で走っていればそういった子どもに手を振られることも少なくないだろう。

そして、そうした子どもを見かけるたびに窓をあけて、熱い思いに応えて手をふり返しているのだと思う。

そう思うとなんだか胸が熱くなる。

そういえば、ホーム子ども二人が電車に手を振ると、最後尾の車両車掌さんが手を降ったり敬礼したりしてくれる。

旅行先で車掌さんが自分かぶっていた帽子子どもかぶせて一緒に写真を撮ってくれたこともあった。

タクシー運転手さんが特製のシールをくれたこともある。

ボタンを押したいと言って泣く長男特別ボタンを押させてくれたバス運転手さんもいた。

育児孤独感に苦しむことも少なくないけれど、ほんの一瞬触れ合ったそんな人たちの想いに慰められたり励まされたりしているなぁと感じるのだ。

次男今日消防車柄のパンツトイレトレーニングに励んでいる。

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    • 道路工夫って 「多くの人から見えるところで」 「いかにも働いているという感じで働き」 「大変そうで」 「周りの役に立ってそうに感じられる」 からだいぶ見栄えがする方だと思うが

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